呼吸をしよう
深く呼吸をするのが大事なのは、わかっています。
しかし、ついつい、無意識のうちに浅くなってしまいます。
私が呼吸の大切さを実感したのは、数年前にヨガを始めた時のことでした。
ヨガを始めた目的は、ダイエットと疲労回復でしたが、メンタルケアにも役に立つものだと分かりました。
ヨガの時に大事なのは、呼吸です。
ヨガのレッスンの中で、呼吸法についても学びます。
例えば、片鼻呼吸(簡単に説明すると、片方の鼻腔を指で押さえ、もう片方の鼻腔で空気を吸い、吸ったところで、押さえていた鼻腔から指を離し、もう片方の鼻腔を指で押さえて、空気を吐く呼吸法)は、集中力が高まるので、朝や試験前とか、頭をシャッキリさせたいときに効果的です。
また、名前は忘れてしまいましたが、空気を鼻から吸う時に、鼻の中を冷たい空気が通り抜け、喉を通す感覚を感じながらする呼吸法もありましたね。
多分、効果は、リラックスか集中かです。
あとは、片岡鶴太郎がよくテレビでやっていた、素早くお腹を凹ませるのを繰り返す呼吸法もありましたね。
最近は、マインドフルネス瞑想というのが流行っています。
これにも、呼吸瞑想というのがあります。
先ほどのヨガの呼吸で2番目に説明したような呼吸をして、自分の「今、ここ」を感じ、自動思考(簡単にいうと、自然と湧き上がってくる、感情からくるパターン化された思考)を止めます。
布団の中でもできるので、いわゆるヨガよりも手軽です。
私は、どうにも自動思考が止まらない時は、布団の中で、自然音を流しながら、目を閉じて、仰向けになり、この呼吸瞑想をするようにしています。
もちろん、それで全ての問題が解決するわけではありませんが、狭くなった視野が元に戻ったり、落ち着いてよく寝られたりするようになります。
気の持ちようで、事態が好転することはよくありますからね。
他にも、私はまだ実感したことはないのですが、呼吸によるダイエットもありますよね。
私の知り合いは「日常的に腹式呼吸をしていれば痩せる」と言っていました。
腹式呼吸をすれば、横隔膜というインナーマッスルを動かすので、それが無意識で常にできるようになれば、そりゃ痩せる気がします。
まぁ何せよ、呼吸は大事なんです。
行き詰まった時には、ぜひ思い出し、深い呼吸を心がけていきたいです。
アサ子