私が紙に書くとき
私は、普段、紙に手書きでものを書くことはあまりありません。
メモなどは手書きですが、仕事はほとんどパソコンです。
このブログもそうですし、スケジュールもデータ管理です。
勉強をするのも、最近は、手書きですが、ipadでしています。
要するに、ほとんどデジタルです。
データにしてしまえば、クラウドに保存して、紛失のおそれもありません。
便利ですよね。
ただ、Twitterもブログも、公開設定にしていなくても、なんとなく、ネットでつながっているものって、他人の目を意識してしまいます。
本音っぽく書いていることも、本音であることは間違いないのですが、私の中の道頓堀のヘドロのようなドロドロした部分である”マジでヤバいわたし”ではなく、素朴だけれど割とキレイになった多摩川のような”マシな方のわたし”をご紹介しているにすぎないのです。
オフラインの日記アプリは他人の目を気にする必要は無いのですが、未来の自分が見返したときにダメージを負いそうなのと、どこかへ流出するような気がして、なんとなく、気にしてしまいます。
そういう時は、紙の方が、余計なことを気にしなくていいので、いいのです。
また、文字にすると、頭の整理になりますが、文章で表すこともできないことがあります。
そういう時は、頭に思い浮かんだことをなんでも良いから、書きます。
単語、文字、記号、絵、グシャグシャ、なんでも、好きに書きます。
破いたっていい。
すると、なんだかすっきりしてきて、”まあまあマトモなわたし”になっていきます。
マインドマップやブレーンストーミング的なものです。
また、手書きは、私にとっては、キーボードで文字を打つよりも、そのこと自体に労力がかかることです。
文字を書いているその瞬間は、頭に浮かんだものを書くことに集中しているので、ある種の瞑想的な効果もあるのかもしれません。
つまり、マトモな文を書くことすらできなくなった”マジでヤバいわたし”になったときに、とにかく吐き出す先として、紙に手書きをするわけです。
大抵は、キーボードで文字を打つなどしていれば、頭の整理はできていくので、紙に手書きをする行為は私の中では割と最終手段です。
意外と効果あるな、と思っています。
滅多にやらないからこそかもしれませんが。。
紙に何かを手書きで書くことが長らく身近に無い人は、やってみたら、ブレイクスルー的な何かがあるかもしれませんよ。
アサ子