基本的幸福は自分の中にある
どんなに孤独なつもりでも、人は一人では生きていません。
親、兄弟、パートナー、子供、友人、同僚、上司、部下、、、
色々な人と関わりながら生きています。
そんな中で、自分を恒常的に幸せにできるのは誰でしょうか。
結局のところ、自分だと思います。
パートナーや子供が思いも寄らないことをしてくれて嬉しくなったり、親や兄弟の絆を感じたり、友人や職場の人から新しい気づきを得ることもあると思います。
ですが、それらの人たちとの関係は365日いいとは限りません。
思い通りにいかないこともたくさんあるはずです。
他者に大きく期待していて、裏切られれば、ひどく傷つきます。
それだけを拠り所にして生きていたら、自分の期待通りにならなければ一気に不幸になってしまいます。
他者に、幸せの安定供給を求めてはいけないのです。
他者との関わり合いで得られるものは、プラスアルファの「豊さ」で、自分が生きていく上で必要 かつ基本的な幸せというのは、その中心にある、「私は私である」という、納得感だと思うのです。
ある種のセーフティネット的な考え方かもしれません。
そう考えると、他者からの影響で自分を見失うことはなくなります。
どうでしょう、これを読んでいる方は、腑に落ちるでしょうか。
まどろっこしいことを考えずに、思うとおりに過ごして、心身ともに健康でいられる人には、あまり必要のない考え方かもしれません。
他方で、常に北極と赤道直下を行ったり来たりするような感情の急変動を感じて疲れている人には、結構おすすめです。
とはいえ、実践するのはなかなか難しく、一朝一夕でできることではないと思います。
ですが、繰り返し、実践して身体に覚えさせていくと、だんだんと実感できるようになっていきます。
私は、未だ目的の境地にはたどり着けていませんが、少しずつ、長い時間温暖なところに留まっていられるようになってきました。
私がこのブログの各記事でお伝えしている内容も、私が私を満たす方法を書き綴っているものです。
私のために記録している側面が大きいですが、せっかく公開しているので、見ているかたが、ひとつでも、へぇ、と思うものがあれば幸いです。
アサ子