青レモンのシロップ【季節のてしごと】
季節感は好きです。
5月には、梅シロップを作りました。
大きなガラスの瓶で作ります。
梅酢が出てきて砂糖となじんだら別の容器に移してしまうので、ひと月ほどでガラス瓶は空になります。
瓶をしまい込むのも面倒だし、大きなガラス瓶は、そのまま置いておいてもそれなりに様にはなります。
ですが、使わずに置いておくのも少し勿体無いかなぁとも思っていました。
そんな頃、ちょうど青果店で青レモンを見かけ、青レモンでのシロップ作りに初挑戦しました。
レモンシロップは、皮付きと皮なしどちらでもできます。
我が家には大人しかいないので、皮ごと漬けるのをメインにしました。
輪切りにして、レモンと同量の糖分(砂糖と蜂蜜)を瓶に入れ、あとは待つだけ。
梅シロップよりももっと簡単です。
そのほかに、小さい瓶に、皮をむいたレモンと、しょうがやローズマリーを適量、砂糖をレモンと同量入れたものも作りました。
梅よりも水分がぐんぐん出てくる感じでもなく、なんとなく不安でしたが、ひと月くらい置いたら砂糖も溶けて、一応できました。
今回、時間がなくて漬けていたレモンは捨ててしまったのですが、ちょっともったいなかったかもしれません。
皮付きの方は、皮の苦味とはちみつの風味のする、ちょっとクセのある仕上がりになりました。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、良い風情を感じますし、私は気に入りました。
皮をむいたしょうがとローズマリー入りの方は、予想では結構パキッとした味がするのかと思っていたのですが、クセのない、さっぱりした仕上がりになりました。
これからの季節、ホットレモネードもいいいし、暖かい部屋で飲むレモンスカッシュもいいですね。
おうち時間が少し贅沢になりそうです。
アサ子